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再発をくり返すメニエール病、消えない耳鳴り

   

再発をくり返すメニエール病、消えない耳鳴り

症状

鍼灸の症例「再発をくり返すメニエール病、消えない耳鳴り」(札幌市東区北46条東15丁目4-22)

15年前に「メニエール病」を発症。その後、寒い時期に数回再発を繰り返している。今年の2月に再発し、めまい・難聴・耳鳴りの症状が現れ耳鼻科を受診。

薬・点滴を処方され、めまい・難聴は改善したが、耳鳴りが残存する。医師に「耳鳴りを治す薬はない」と言われ、悩んでいたところネットで当院を見つけ受診する。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2018年7月 ~ 2018年8月

  • 頻度

    2回通院

  • 通院回数

    8回

施術と経過

左右の耳に「キーン」とする耳鳴りがあり、右耳の音の方が大きく聞こえるとのこと。耳鳴りは、肩甲骨・首の筋肉の硬さに問題があることが多い。

いつも左肩がつらく感じ、首も動かしずらいとのこと。触診すると肩甲骨内縁の上部と右側の頚部が硬く緊張していた。そこで、肘と手、足のツボに鍼施術を行うと緊張が緩んだ。次に右側の頚部に硬さがみられた為、足と臀部に鍼を行うと「少し右耳の音が小さくなったかも」とのことで1診目を終えた。

2~5診目は、左右の耳鳴りの高い音から低い音になり、小さくなったとのこと。背中全体が張っている為、お尻のツボを使い同施術を行った。6~7診目「キーン」という音から「サー」というおとになり、入浴中などの無音の際にしか、音を感じることがなくなったとのこと。8診目日常生活で耳鳴りが気になることがなくなる。再発予防のために定期的に通院されいる。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

肩甲骨の周りが硬くなることで、首の動きが悪くなっていくと共に首の筋肉が緊張する。その影響で内耳への血流が悪くなり、耳鳴りを発症した症例。肩甲骨の動きが良くなることで首の制限がなくなり、筋肉の緊張が緩むことで耳への血流が良くなり耳鳴りが改善された。

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