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症例の鍼灸院:鍼灸マッサージたかはし

28週 3週間前から横位 腰と鼠径部の痛みも現れ始めた

   

28週 3週間前から横位 腰と鼠径部の痛みも現れ始めた

症状

鍼灸の症例「28週 3週間前から横位 腰と鼠径部の痛みも現れ始めた」(名鉄桜井駅/愛知県安城市)

初診は28週3日。3週間前から逆子と言われ、今は横位の状態(赤ちゃんが横向き)。
むくみと「足のつり」も気になっている。
2診の4日後に頭位が確認できたと連絡をいただいた。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2016年9月 ~ 2016年10月

  • 頻度

    月3回程度

  • 通院回数

    3回

施術と経過

初診ではお腹全体の硬さをやわらげる目的で足のツボに鍼をした。
2診では、腰(下部、骨盤のあたり)がしゃがんだ状態から立ち上がる時に痛む、右の鼠径部と大腿部外側の痛みもでてきた。
股関節の動きを確認し背中~腰をみると、硬くなっている部分がみつかったためその部分を和らげる足のツボに刺鍼した。また仰向けで足を引き上げたり痛むところの中でも硬さがある部分を確認して、足の甲のツボを選択。
右側のみへ鍼をしたが鼠径部の痛みは残っていたため、左側にも刺鍼をしたところ「ほとんど良い」と言う状態に変化したため終了した。
良い状態が続いているとのこと。3診も同様に施術。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

逆子・横位が問題になってくるのは28週~と言われる。
赤ちゃんの成長とお母さんのお腹の関係を考えると、やはり早めに鍼灸治療を受けていただけると良い方向に向かう確率は高い。

また妊娠中期以降に腰痛や鼠径部痛も起きやすいが、お腹が大きくなり始めた妊婦さんの普段の姿勢や辛い動作を確認することで的確に原因をつきとめることができた。
上のお子さんもいらっしゃるため、子育てで中腰姿勢や抱っこをするために持ち上げる時の負担なども考えた。

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