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症例の鍼灸院:鍼灸マッサージたかはし

開脚のストレッチをしてから鼠径部が痛い

   

開脚のストレッチをしてから鼠径部が痛い

症状

鍼灸の症例「開脚のストレッチをしてから鼠径部が痛い」(名鉄桜井駅/愛知県安城市)

4カ月前にストレッチで開脚をしたあとから、鼠径部、特に内側の恥骨に近い部分が痛むようになった。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2017年6月 ~ 2017年9月

  • 頻度

    月3回程度

  • 通院回数

    5回

施術と経過

開脚するときが痛み、歩いたり立ち上がりでは痛まないことを確認した。
大腿の内側が硬くなっていたため、その部分を緩めるために膝の内側のツボに刺鍼したところ開脚時の痛みが大きく軽減した。
さらに仰向けの状態で股関節を外旋する動きを確かめたところ、違和感があったため動きをスムーズにする目的でふくらはぎに鍼をした。

3診では、開脚した時の痛みは無くなっているが、あぐらをかこうとする途中が痛むという訴えがあった。あぐらはできる。
腰や骨盤の動きも関係していると考え、ふくらはぎと肘のツボに鍼をしたところ痛みが消えた。
4,5診でも同様の施術をし、痛みが無い状態が続いていることを確認した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

普段使わない大腿内側をストレッチで無理に引き伸ばしたことがきっかけだった。
「股関節」という訴えだったが、鼠径部全体で考え恥骨や内転筋について考えたことで痛みはすぐに軽減した。
内転筋、股関節は、腰や骨盤などとも協調して動いている。痛む部分ではなく、腰や骨盤の負担を減らすことで動きがスムーズになった。



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