症状

今年の2月にバイクで転倒して上腕骨を骨折して固定していた。
固定が外れ、リハビリをしてある程度動くようになったが、正面、外から肩を上げると頂上付近で痛みが出て止まってしまう。
プールに行って、クロールをしたいのだが痛みもあり上手く肩が回らず困っている。
以前膝痛の施術で通院していたこともあり、再来院した。

施術と経過

肩の動きと関係の深い、頸椎と胸椎をチェックすると強い緊張がある箇所があった。
鍼をすると肩の動く範囲が広がった、特に回旋するような動きの痛みが軽減した。
さらに動きが改善するよう、足首と腰のツボに鍼をした。

すると肩の可動域が広がり、痛みも軽減した。
同様の施術を繰り返すと４診目でほぼ問題なくなりクロールの動作も問題なく出来るようになったので、施術は終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• C5(1) R
• 申脈 R
• 志室 R
• T6(1) R

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

骨折で固定していると、どうしても可動域制限が出てしまうことが多い。
特に捻るような複合動作に痛みが出ることが多いが、肩の動きと連動する場所に鍼をして、動きを整えると、可動域が広がり、痛みが軽減していく。

症例の鍼灸院：県央治療院