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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

こめかみがズーンと痛み、左眼が重たくズキズキしてくる

   

こめかみがズーンと痛み、左眼が重たくズキズキしてくる

症状

鍼灸の症例「こめかみがズーンと痛み、左眼が重たくズキズキしてくる」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

20年程前から慢性的な頭痛に悩まされている。頭痛が出現するのは、両方のこめかみ辺り。1ヶ月前から左瞼に重たさを感じるようになり、左眼の奥は痛むようになった。
頭が痛くなる時はこめかみが「ズーン」と痛み始め、次第に左眼の「ズキズキ」へと変わり、酷くなると吐き気がする。そのため「ズーン」と痛み始めた時点で、頭痛薬(イブ)を飲むようにしている。また雨の日や、日光を浴びすぎると頭痛が悪化する。
当院へ通院されている方の紹介で、来院に至った。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2018年4月 ~ 2018年6月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

「腱鞘炎」を何度も経験しており、来院の1ヶ月前からも左の中指に腫ぼったさを感じていると話してくれた。
頚部と背骨(胸椎)を触診すると左側に軽く触れるだけで痛むポイントが見つかった。このポイントを緩める目的で手のツボに鍼を行った。頚部が緩んだことで、後頭部の顕著な凝りが見つかったため、腰のツボを追加して初回は終了。
2回目、左瞼の重たさは以前に比べ軽くなったが、頭痛は変わらず。左手のツボを中心に施術を続けた。
5回目以降に、左の瞼の重たさ、眼の痛みは改善される。その後は、こめかみに頭痛を感じる日もあったが、12回目時点で頭痛は出なくなったことを確認できた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

美容師という仕事柄、手先をよく使うことが原因していたと考えられる。「腱鞘炎」になる程、手を酷使しており、来院前にも左中指の腫れぼったさを感じていた。
手の疲労は頚部や背部に凝りを作り出す原因となる。そして、その凝りが種となり頭痛を引き起こしていたのだろう。

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