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症例の鍼灸院:鍼灸マッサージたかはし

ランニングによる外くるぶし下の痛み

   

ランニングによる外くるぶし下の痛み

症状

鍼灸の症例「ランニングによる外くるぶし下の痛み」(名鉄桜井駅/愛知県安城市)

先月一カ月間、練習を多くし走り込んだのが原因か、右の外くるぶしの下が痛み始めた。
腫れて熱感もあり歩くのも辛い。
ネットで検索してみたら「腓骨筋腱炎」の症状にとても似ていて、長引きそうな症状なため心配になり、少しでも鍼灸で早く改善したく以前より腰・臀部・足裏などの症状でかかっていた当院へご連絡をいただいた。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

    2018年9月 ~ 2018年10月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    6回

施術と経過

初診 片足で立って足首を曲げると痛む。他に左膝、右肩の痛みもあったため全身の疲労があちこちに影響していると考え施術した。
2診~ アキレス腱伸ばしのストレッチの動作をしたときと、足を前に持って行くとき(歩行時の蹴り出し)で痛む。炎症を抑え、走っているときに負担がかかる場所を考えて膝と足の甲のツボに鍼をしたところ施術前に比べて足首の角度がつくようになった。

4診の時には、炎症がおさまり、施術後の変化も大きく角度深めにアキレス腱伸ばしができるようになった。ふくらはぎの下の方のツッパリが気になってきたため、その部分の硬さを改善するための施術をした。
5診のあと、少し長めの距離をゆるくジョギングをしたが痛み無く走れた。
6診 痛みも腫れもほぼ治まったため終了とした。

6診の3日後には、大会に出場し痛みもなく完走でき入賞されたことをご報告いただいた。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

2診のあと(初診から1週間後)、以前より決まっていた大会に出場し症状がひどくなってしまった。
その後は走ることを一切やめていただき、体を動かすのは足に負担のかからないストレッチや筋トレのみにしてもらい、走ることで負担が重なっていた部分を考え施術を続けた。
痛みを発症してから3週間後、(一度大会に出場して酷くなってからでは2週間後)のジョギングで痛みは出ず再発もなかった。初診からの症状を考えると、回復は早く十分な休息と鍼治療が有効だったといえる。


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