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症例の鍼灸院:はりきゅう整体院ハリフル

右肩を下にして寝ると痛い。包丁を使うと痛む。

   

右肩を下にして寝ると痛い。包丁を使うと痛む。

症状

鍼灸の症例「右肩を下にして寝ると痛い。包丁を使うと痛む。」(人形町駅/東京都中央区日本橋)

普段から肩や背中のコリが気になる状態であったが、4ヶ月ほど前から右肩に鈍痛が起こり始めた。
特に包丁を使用している時は、ズンと重くなる痛みに襲われた。
さらに就寝中、右下の横向きに寝返った時も肩に痛みが起こるので、その際には必ず目が覚めてしまう。
マッサージや市販の湿布薬「ロキソニンテープ」を使用して肩に処置を施すが、効果はなかった。
同僚がネット検索で当院を見つけ、来院する。

  • 来院者

    男性

    40 代

  • 期間

    2016年8月 ~ 2016年9月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    2回

施術と経過

包丁で物を切る動きに注目すると、胸椎との関係が考えられた。
胸椎に鍼をした後、動きを確認すると、痛みが半分以上に減った。
さらに、立ち仕事であるため下半身からの影響を考え、足のツボで調整し終了した。
1週間後の来院で、初回の10割だった痛みは3割に緩和されていて、スムーズに動作ができるようになっていた。前回同様に鍼をおこなった。
3回目の来院で肩の痛みが消失したのを確認できたので終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

今回のケースでは、反復作業を行う動作の中でも、包丁を引き上げる動きに対して痛みが増悪していることが分かった。
さらに、立位にも原因があり、片側に負荷がかかることで上肢に影響が及んだと推測された。
痛い部位をよく診るのは施術において大切であるが、どういう動きで痛くなるかを分析しないと、本当にある原因を特定することは困難である。
仕事でも日常生活でも、一人一人にある体の癖と状況を見極めることが重要である。

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