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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

両耳の閉塞感とめまい

   

両耳の閉塞感とめまい

症状

鍼灸の症例「両耳の閉塞感とめまい」(東室蘭駅)

1か月前に2人の子供が感染症で立て続けに入院し忙しかった。疲れが貯まったのか緊張感が薄れると今度は自分の身体に異変を感じた。
両耳のボーンとした閉塞感、ふわふわとするめまいがあり肩凝り・頭痛も感じる。
特に子供たちに合わせて床で遊びそこから立つときに症状が起きやすい。時間帯で言えば夕方に起こることが多い。友人が当院を勧めてくれて来院に至った。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2018年9月 ~ 2018年9月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

一診目、首を動かすだけでめまいが起こる状態で来院された。腹部の緊張感から頭のツボと腕のツボに鍼をした。背中を触診するため体位をかえてもらうと若干のめまい症状が出現した。腰部に張り感がみられたため足のツボに鍼をした。最後に胸椎部の緊張を手の甲のツボを取り終えた。

二診目、『鍼のあと2,3日調子が良かったが段々と前の状態へ戻ってきた』とのこと。肩甲骨と背骨の間に強い凝りを見つけ緩めるように腕のツボへ鍼をした。他は前回と同様に施術を行った。
施術後は『肩が回しやすい』と言っており、肩甲骨の可動域が増した模様でぼわんと重たかった肩周り、耳の閉塞感がない状態でした。

三診目、『症状も落ち着いてきたようだ』と言っていた。セルフケアとしてお灸をしているようなので腕の2か所にお灸を勧め間隔を空けて様子を見ることにした。

四診目、10日離したが問題なかった。肩こりの施術をして終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

家庭でのストレスが起因し発した症状でした。問診票での関連症状欄に当てはまる事を示すチェック印が多かったが一番困っているものを一緒に見据える事で身体を良いコンディションに向けました。
患者さんの『薬だとそれに合わせて処方されるから量が多くなって気分が悪い』と言う言葉が印象的でした。鍼は身体の最大緊張点を探し各々の器官の調和を図るものであります。患者さんの期待に応えることが出来て大変喜ばれました。

担当スタッフ

洲崎 和広

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