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症例の鍼灸院:鍼灸院めぐる

会話中に耳のつまり感がある難聴

   

会話中に耳のつまり感がある難聴

症状

鍼灸の症例「会話中に耳のつまり感がある難聴」(松山)

1週間前から左耳のつまった感じがある。会話していると耳がつまった(こもった)ように聞こえ始める。めまい、耳鳴りはなし。

3日前、左耳のつまった感じが1日中続き、痛みを感じるようになったため耳鼻科を受診する。

オージオグラムで右耳の聴力低下が確認された。左はほぼ正常。

本人の痛みやつまり感の自覚は左耳だが、聴力の低下は右耳だったため、翌日もう一度、オージオグラムの検査となった。翌日も聴力に変わりはなかった。

結果、「突発性難聴」と診断されステロイドとビタミン剤の内服を始める。

耳の症状が出たのは初めてで、聞こえなくなったらどうしようと不安があり、ホームページにて突発性難聴について調べていた。

当院のホームページを見つけ来院される。鍼は初めて。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2018年8月 ~ 2018年10月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    6回

施術と経過

肩こりは慢性的にある。触診では特に右側の首・肩の張りを認めた。

耳の症状と関連のある首の横の張りを緩める目的で、ふくらはぎのツボに鍼を行った。

同じ目的でおしりのツボと手首のツボに鍼をして、首の動きに改善が見られたため初回は終了した。

3診目:ステロイドの内服は1週間(2診目の前日まで)で終了となった。ビタミン剤は継続して服用している。

2診目には痛みの低下がみられ、3診目には会話中の声のこもった感じが大幅に減少している。

前回と同じように施術を行う。

5診目:左のつまり感はほぼ感じることはなくなった。

右の肩・首のこりが気になるとのことで、右の首を中心に施術を行う。

つまり感は軽減し、日常生活に支障のないレベルに回復した。肩こりの軽減のために継続したいと希望があり、現在も2週に1回程度の施術は継続している。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

首・肩の張りを中心に施術していくことで、耳の詰まり感はほぼ感じない状態まで回復した。

発症から10日程度で施術を始められたことも早期の回復につながった。

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