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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

肉離れ後の反対側に出た張るような痛み

   

肉離れ後の反対側に出た張るような痛み

症状

鍼灸の症例「肉離れ後の反対側に出た張るような痛み」(東室蘭駅)

アメリカンフットボールをやっており、練習があった10日前から大腿後面が突っ張ったような張り感・痛みがある。日常生活はそれほど問題ないが競技になる【走る・コンタクトする等】と痛みが出てくる。ベッド上では、足上げテストが左より右の方が上げづらく痛みも誘発された。
近くにある整骨院へ通っていたもののあまり改善が期待されず、本大会も近いためインターネットで調べ当院へ連絡をいただいた。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2018年10月 ~ 2018年10月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    3回

施術と経過

一診目、明後日が練習試合と言う日程でした。身体をみるとハムストリングスの中央に大きなシコリがあった。肩甲骨の裏側にあるツボに鍼をするとシコリの圧痛は無くなったが筋張ったものが筋肉の深い所に感じられた。そこで腰部にある2つのツボに鍼をした。筋肉が柔らかくなり、足上げテストも左右同じくらいできるようになった。

二診目、練習試合の次の日に来院された。フルタイムは出来なかったが後半の途中までプレーできたと言う。足上げテストは、患側に張り感が感じられる。また地面を掻くような動作をすると痛みが誘発される。前回と同様な施術に加え、仙骨部にも緊張が見られたため鍼をした。

三診目、本大会前日のメンテナンスで来院。練習を重ねても以前のような違和感はないとのこと。同様の施術を行い終えました。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

問診時に1か月前に肉離れを起こし、治癒して復帰すると今度は逆側に痛みが出たと言っていました。これをヒントに患部を確認するとシコリを見つけました。他整骨院で行った患部治療で改善が見込めなかったのは痛む場所が原因でなかったためと思われます。ハムストリングスは、肩甲骨や腰部が連動しないと機能が発揮されず負担になっていたと思われます。本症例は筋肉の連動が見られず負担になっていたことが原因であると思われます。

担当スタッフ

洲崎 和広

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