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症例の鍼灸院:はり・きゅうルーム恵眞道

両足の冷えが関係した腰痛

   

両足の冷えが関係した腰痛

症状

鍼灸の症例「両足の冷えが関係した腰痛」(名古屋市営地下鉄東山線一社駅 / 名古屋市名東区)

ここ一週間、毎朝ベットから起き上がる時に腰に痛みを感じる。

起き上がって家事を行っていると痛みは消えるが、毎朝痛みを感じながらベットを離れることがとてもストレスに感じる。

両足の冷えも気になってくる季節になったことから、冷えと腰の痛みで感じているストレスを解消出来ないかと、以前腰痛で通っていた当院へ相談し施術に繋がった。

  • 来院者

    女性

    60 代

  • 期間

    2018年11月

  • 通院回数

    1回

施術と経過

立冬前で気温が急激に下がってきていることから冷えが腰痛に関係していると判断、触診を行うと両足、特に左足の冷えが見つかった。

足の冷えに関連する特有の筋緊張が腰にあり、この緊張を緩めるため腕にあるツボへ鍼を行うと、ベットから立ち上がる動作が楽になり、左足に体温を感じるようになった。

次に背中を反る動作が気になるようになり調べると、お腹と背中の筋肉に緊張がみつかった。

それぞれの筋緊張を緩めるため、スネと足首、腰にあるツボへ鍼を行った。

すると背中を反らす動作がスムーズに行えるようになり、同時に右足にも体温を感じるようになった。

翌日、本人から連絡があり、起床時の腰の痛みと足の冷えを感じることがなくなっていたことから今回の施術は終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

今回は上半身と下半身の体温の交換が上手に働いていないことが関係していた。

「呼吸が浅い」と「両足が冷える」、「起床時に痛みが出現して、時間が経つとおさまる」という患者様の訴えが施術の大きなヒントに繋がった。

体温が比較的低い起床時に症状が出現し、家事を始めて身体が温まるとおさまっていたのだ。

体温は血流にのって身体中へ送られるため、背中やお腹、腰に筋緊張が出現していたことから腰から足先へかけて上手く体温が運べていなかった。

患者様の日常生活や、症状が出現している時間帯に注目することで寛快できた症例だった。

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