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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

日常生活は問題ないが走ると膝裏が痛む

   

日常生活は問題ないが走ると膝裏が痛む

症状

鍼灸の症例「日常生活は問題ないが走ると膝裏が痛む」(東室蘭駅)

3週間前にランニング中に膝が痛くなってきた。以降腫れや熱感が伴い近所の鍼灸整骨院へ受診した。定期的に通い鍼もして炎症も治まり、今では日常生活では問題なくなった。しかし、ランニング中の膝裏の痛みがなかなかとれない。そこで、インターネットを調べたところ当院の施術方針に賛同し連絡をいただいた。

ベッド上で膝の可動域をみると問題なくランジ動作も安定していた。ただ、片足スクワット時に患側が軸足になると側方の動揺性が高まり軸となる足が左右へ揺らぐ状態だった。患側の膝裏には小指サイズのシコリも見られた。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2018年11月 ~ 2018年11月

  • 頻度

    1回通院

  • 通院回数

    1回

施術と経過

人体の外側である大転子から外果特に患側腓骨筋に緊張が見られた。対応する肩甲骨のツボみると緊張が見られたため鍼をした。また、荷重時の安定感を出すため患側の股関節屈筋群や健側の臀部に対応する足指と手関節にあるツボへ鍼をした。
施術後テストをしてみると患側の足に体重は乗せることができるようになり、戻すときにやや動揺がみられた。これは膝裏のシコリと大腿部裏側の緊張が要因と診て、対応する腰のツボ2つに鍼をした。目的とする箇所の緊張の低下を確認し、テストを再度行うと左右差なく安定感が出ていたため施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

膝が原因ではなく膝が他関節よりも動くために負担が集中していた症例。可動域テストでフルに出来ていたため身体の重心を整えることに重きを置きました。
歩く動作と走る動作の決定的な違いは片足接地時間であり片足に掛かる負担も違います。どのようにしたら痛くなるかを分解して動きの改善へ繋げました。

担当スタッフ

洲崎 和広

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