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残便感とお腹の張りで下剤を使わずにはいられない便秘

   

残便感とお腹の張りで下剤を使わずにはいられない便秘

症状

鍼灸の症例「残便感とお腹の張りで下剤を使わずにはいられない便秘」(札幌市東区北46条東15丁目4-22)

10代から便秘になり、20代から下剤を使用するようになる。自然排便がなく、4~5日に一度、下剤を使って排便しているとのこと。
残便感と下腹部の張り感が強いとのことだった。

看護師として、病院に勤務しており仕事でのストレスが多い。便秘外来に行き、医師にグーフィスという新薬を処方されるが、飲んでも効果を感じることができなかった。
他に方法がないかとネット検索でしたところ、当院をみつけ来院した。

  • 来院者

    女性

    45 歳

  • 期間

    2018年10月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    5回

施術と経過

お腹を診るとお臍周りが張って緊張している。張りを緩める為に手と足のツボに鍼を行い緩みが出たことを確認し、初診を終えた。
1診目を終えて帰った日に腹痛があり、形状はコロコロで少量ではあるが自然排便があったとのこと。その後も同様の排便がほぼ毎日あらわれるようになる。

2診目、お腹全体の緊張が減少しており、左腹部の緊張が残存。足のツボを追加し施術を行った。
それ以降も、少量で硬めではあるが、1日以上空けることなく自然排便があり、3診目の前日にしっかりした量の便があったとのことだった。
お腹の張った感じが少なくなる。

3診目、同様の施術を行う。ほぼ毎日、自然排便があり、形状も柔らかくなる。量も出るようになり残便感がなくなったとのこと。
4~5診目も同様の施術を行い、お腹の張り感と残便感、便秘が改善されたため、施術を終えた。

まとめ

自然排便は、便で腸圧が高まりその情報が脳に届いて、脳が自律神経に働きかけ、腸を動かし肛門括約筋を緩めることで排便が行われます。
下剤を長期間、使用することやお腹が硬くなることでこのような神経回路がうまく働かなくなることで便秘になったと考え施術を行った。

自然排便が行われるようになり、神経回路が再生されることで便秘が改善された症例。

担当スタッフ

永田亮太

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