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残便感が強く、コロコロ便しかでない便秘

   

残便感が強く、コロコロ便しかでない便秘

症状

鍼灸の症例「残便感が強く、コロコロ便しかでない便秘」(札幌市東区北46条東15丁目4-22)

事務員をしており、デスクワークで座っていることが多い。仕事をはじめてから便が硬くなり、コロコロの便しかでなくなり酸化マグネシウム薬を常用している。排便があっても便が残っている感じが強く、スッキリしない。1カ月前に強い腹痛があり、病院で検査を受けるも以上がなく、便秘が原因ではないかと言われる。その後も腹痛と残便感が強く、悩んでいたところネットで当院をみつけ受診した。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2018年10月 ~ 2018年11月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    6回

施術と経過

触診をすると、左下腹部が硬く緊張しており、軽く押したでけでも嫌な感じがするとのこと。手と足のツボに鍼をすると緊張が緩み、嫌な感じが半分ほどに減少した為、初診を終えた。
1回目の施術後にお腹がグルグル鳴り、水溶状の便が多くでる。
次の日は少量の硬めの便が出て、その翌日に普通の形状の便になり、残便感がなかったとのことだった。

2診目は、まだ下腹部の緊張が強かった為、同施術を行う。
2診目以降ほぼ毎日、自然排便があり、残便感も減少している。2回に1度は普通の形状をした便がでているとのこと。
3診目の前日に生理になり、腹痛で下痢になったが、残便感はでていないとのことだった。施術は、下腹を緩め生理痛にも効果のあるツボに鍼施術を行う。
4~6診目で残便感がなくなり、便も柔らかくなったとのことで施術を終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

下腹部が硬く緊張することで、腸の動きが悪くなり蠕動運動がうまく行われず、残便感が現れたと考え施術を行った。
施術を重ねるごとにゴロゴロとお腹が動くようになり、便の形状が変化し、残便感も改善してもいった症例。

担当スタッフ

永田亮太

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