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症例の鍼灸院:しらお鍼灸院

ぎっくり腰で動けなくなり、入院した腰痛

   

ぎっくり腰で動けなくなり、入院した腰痛

症状

鍼灸の症例「ぎっくり腰で動けなくなり、入院した腰痛」(岡山市南区)

一週間前に重いもの持ち、それから腰に違和感を感じながら生活していたが、車から降りた瞬間動けなくなり、救急車で運ばれて2日間入院することになった。
当初は全く動けずに寝た状態であったが退院して、少しずつ動けるようになってきたが、痛みが強い。まだ歩いている時はまだマシだが、立ち上がり、寝返り等でかなりの痛みがでる。腰の動きを確認すると右に腰を捻る(回旋)と腰に痛みが走る。ももの前側が張っているよ感じあり、重い。知人の紹介で来院した。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2018年11月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    2回

施術と経過

1診目 痛みが出ている場所を確認すると本人は左右差はなく、腰の全体が痛いと感じているがよく確認すると右仙腸関節辺りに強く痛みが出ている。仰向けで、股関節のつまり感も強く、足を引き上げると腰に痛みが走る。足の甲のツボに鍼をして、さっきの動作を確認すると痛みの軽減し、つまり感も少ない。次にうつ伏せになったてもらい、この時痛みはあるが今朝起きた時よりは楽に寝返りができる。骨盤の一番高い辺りに痛みを感じていたので対応するももの裏のツボに鍼をした。
ももの前側張りの気になっていたので背中のツボに鍼をした。起きてもらうと痛みは軽くなっているものの、やはり右の仙腸関節の辺りに強い痛み、圧痛もある。肩甲骨のツボに鍼をすると圧痛はなくなり、立ち上がりも楽になった。更に動きやすくする目的で肘のツボを使い、まだ痛みはあるものの仙腸関節の辺りの痛みはなくなり、全体的に動きやすくなったため施術を終了した。

2診目 2日後 調子の方は少しずつよくなって来ているがまだ腰に不安がある。立ち上がりの時にあった鋭い痛みはなくなり、お尻の真ん中辺りが気になる様子。確認すると梨状筋の辺りに痛みと硬さを感じる。
手のツボに鍼をし、再度確認をすると痛みはかなり軽減していた。次いでうつ伏せになってもらい、腰のツボに鍼をして一度立ってもらい、動きを確認すると今度は腰の辺りが気になる。膝のツボに鍼をして、再度確認して気になる所はなくなったので施術を終了し、また気になること事があったら連絡下さいっと伝え、卒業となった。

三日後症状の経過を確認したところ痛みはなく動けるようになったと報告を頂いた。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

今回のぎっくり腰は車高の高い車か飛び降りて縦の衝撃が仙腸関節の動きを不安定にしてしまいなった腰痛ではないかと考えた。もともと仙腸関節は動く関節ではないが、動きが不安定になるとかなり痛みがでる。病院では3週間入院っと言われたそうだが的確にポイントを押さえて施術を行えば早期の改善が見込める。初診時と2診目で痛みの場所が変わっていたが、改善する過程ではよくあることである。

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