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症例の鍼灸院:しらお鍼灸院

お尻から足までシビレがでる腰痛

   

お尻から足までシビレがでる腰痛

症状

鍼灸の症例「お尻から足までシビレがでる腰痛」(岡山市南区)

なれない畑作業でクワを使い、そのあとから腰の痛み出てお尻から膝の下外側がシビレと痛みじっとしていられない。特に座っているときつくなり、歩いている方がましになる。湿布を貼ったらいいと思い貼ったらひどくなり、以前通っていた当院に連絡を頂いた。

  • 来院者

    女性

    70 代

  • 期間

    2018年11月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    2回

施術と経過

1診目 腰の動きを確認すると前屈み、後ろに反る事も痛みとシビレも感じる。一番ツライのは座っている事である。その事からお尻の緊張が原因ではないかと考えた。お尻の筋肉を触ってみると硬く張りがあり抑えると痛みが強い。まずそこの緊張を緩めるための手のツボに鍼をした。
緊張が緩んだのを確認し、股関節の動きを確認すると内旋で痛みが出る。膝のツボを使い、内旋の痛みは軽減した。次いでうつ伏せになってもらい、お尻の緊張を確認するとまだ痛みがある。腰のツボに鍼をして、緊張が緩んだ事確認し、シビレは下部の腰痛の影響の考えて腰椎のツボに鍼をして少し置鍼を行った。次第にしびれの感覚が薄くなった様子なので鍼を抜き、立ってもらい、腰の動きを確認した。前屈みは大分楽になったが腰を反ると痛みがでる。ふくらはぎのツボを使い、反る痛みも軽減したので施術を終了した。
座るとしびれていた膝下もしびれは軽くなり、座るって痛かったお尻もだいぶ楽にはなった。

2診目 1週間後 前回の施術後徐々にしびれも楽になっていき今では座っているのも平気になった。お尻の辺りも少し気になる程度になり、少しももの外側の張りが気になるとの事。お尻に対応する腰のツボを使い、背中のツボに鍼をして、ももの張りを確認してもらうとだいぶ張りも取れ、歩くのが楽になった。腰を反る事が少し不安があるのでふくらはぎのツボを使い、動かしやすくなったのを確認し、施術は終了した。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

今回はお尻の筋肉が緊張し、坐骨神経を圧迫した結果膝下のしびれが出ていたのではないかと考えた。お尻の緊張が改善していくと症状も落ち着いきた。またなれないクワでの作業をしたせいでふくらはぎや腰椎の辺りに負担がかかりそのせいでお尻の緊張を生み出していた。そこを緩めてあげることにより自然と楽になった。お尻が痛いからと言ってお尻にばかりに刺激を加えてしまうと症状がひどくなる事もある。

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