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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

過度に手を使うことで起きた親指の腱鞘炎

   

過度に手を使うことで起きた親指の腱鞘炎

症状

鍼灸の症例「過度に手を使うことで起きた親指の腱鞘炎」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

1ヶ月前に、左手の親指に「ピリピリ」とした痛みを感じるようになり、医療機関でレントゲン検査を受けるが異常はなかった。
「リウマチ」かと不安になるが、血液検査でも異常はなし。痛み止めとしてセレコックスを処方されるが、痛みは治らない。
手をよく使う仕事をしており、「ビンの蓋を開ける」「お皿を持つ」動作で痛みを感じる。「少しでも楽になれば」と思い、来院された。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2018年9月 ~ 2018年10月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    2回

施術と経過

左手が痛むポイントから、関連のある肩甲骨と背骨付近を触診。さらに細かくツボの確認すると、反応の強いツボが見つかった。
鍼をした状態で親指を動かしてもらうと、動きがスムーズに行えるようになった。
2回目の施術後に、蓋を開ける(捻る)動作で痛みが出現するかを確認してもらったところ、親指に感じていた痛みが消失した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

一見、腱鞘炎は手の問題と思われがちであるが、過度に手を使うことで連動している背部に凝りを作り出す。凝りが生じることで指の動きの連動性が損なわれ、無理に動かしていると指に炎症が起きてしまう。
今回のケースは、凝りを取り除き、連動の回復を計った。結果、スムーズに指を動かせるようになるため、痛みも消えていく。

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