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症例の鍼灸院:しらお鍼灸院

転んで椅子にぶつけ、呼吸をしても痛む胸と肩の痛み

   

転んで椅子にぶつけ、呼吸をしても痛む胸と肩の痛み

症状

鍼灸の症例「転んで椅子にぶつけ、呼吸をしても痛む胸と肩の痛み」(岡山市南区)

正月に転んで肩とわき腹を椅子で強打し、肩が挙がらない、呼吸するとあばらの辺りが痛い。整形外科に受診するも骨折はなく、シップと痛み止めをもらった。打撲だから良くなるまで時間がかかると思ったが鍼灸で少しでもよくならないかと思い、以前通院していた当院に連絡を頂いた。

  • 来院者

    女性

    80 代

  • 期間

    2019年1月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    3回

施術と経過

初回 肩の痛い動きを確認すると横に挙げる(外転)で特に痛みが出て、何もしなくても肩が重たいような痛いような感じがある。あばらの辺りは呼吸をしても痛く、あばらが痛くて寝返りがツラい
まず、肩の外転、あばらの痛み緩和のためにスネのツボを使った。次いで呼吸をしやすくするために足の甲のツボを使った。まだ痛みはあるが少し呼吸も楽になったような感じするとの事。横向きに寝てもらい、足のツボを使い、肩の痛みはほぼなくなった。外転動作も出来るようになった。
座ってもらい背中のツボに鍼をし、深呼吸をしてもらうとだいふ楽になったとの事なので今回は施術を終了した。

2回目 2日後 肩の痛みはなく、少し重だるい感じが残っている。あばらの方は少し楽になったがまだ痛い。同様の施術を行う。深呼吸しても痛みはなくなり、寝返りも痛くなく出来るようになる。

3回目 2日後 肩はもう気にならないようになった。あばらはまだ痛みはあるが、呼吸をしても寝返りも痛みなく出来るようになった。肩甲骨を動かしやすくするためにお尻のツボに鍼をし、施術を終了した。もう日常生活では困らなくなったので卒業となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

当院が行う整動鍼は戦国時代から伝わる活法からヒントを得た技術である。打撲でも十分対応ができ、早期の改善が見込める。もちろんすべてではない。
今回は肩(肩甲骨)を動かしやすくしてあげて、背中側を緩めて呼吸をしやすくするために施術を行った。普通なら動かさずじっと我慢するしかないと思うが、逆に動きやすくしてあげる事により改善が早くなったのではないかと考える。
整動鍼の「痛いから動かないのではなく、動かないから痛い」という考え方が正に当てはまる症例ではないかと思う。

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