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整動鍼での便秘施術の考え方

女性や高齢者に多いお悩み「便秘」
排便は通常1日に1~2回ですが、2~3日に1回の方もいらっしゃいます。

厚生労働省が健康情報を提供しているe-ヘルスネットによると
便秘の定義は
「便中の水分が乏しく硬くなる、
もしくは便の通り道である腸管が狭くなり排便が困難または排便がまれな状態」とされています。

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さらに、
・便がかたい
・強く力まないと出ないなど排便に苦痛を感じる
・量が少なく残便感がある
・腹部の不快感

などの状態も該当します。

 

便秘の人のお腹と腰

便秘の原因といわれているものはさまざまありますが、
整動鍼では、原因にとらわれずお腹と腰の筋肉の状態に注目します。

なぜお腹?

便秘の方お腹を触ってみると、固かったり痛かったり、くすぐったく感じる部分があります。
固い部分や痛い部分は筋肉、もしくはお腹の働きがよくないところです。
くすぐったく感じるところは筋肉が緊張して敏感になっています。
どちらも柔らかく緩める必要があります

 

なぜ腰の筋肉をみるか?

排便にはお腹だけでなく腰の筋肉も関わっています。
試しに、腰に手を当てていきんでみてください。腰の筋肉が動いているのがわかると思います。

 

便秘の施術は
お腹の働き、お腹の筋肉、腰の筋肉を整えることが大切なのです。

お腹に鍼をするんですか?!

お腹の筋肉をゆるめるために
「お腹に鍼をするのですか?」と質問されますが、答えは「No」です。

お腹の筋肉を緩めるツボはお腹にはなく、手や足にあるのです。

整動鍼の便秘の施術

整動鍼ではお腹を細かくゾーンに分けていて、それぞれをゆるめたり、働きを高めるツボが明らかになっています。
腰も同様です。
ポイントを絞ってゆるめていけるので、鍼の数も少なくお身体への負担が少ない優しい鍼です。

お腹の働きを高めるために、鍼をしたまま10分くらいお休みいただきます。
時には鍼をした直後にお腹の動きを感じる方もいらっしゃいます、
10分後、鍼をする前に痛かったところに触れて、痛みが和らいでいる状態を一緒に確認します。
これを2,3か所行い、1回の施術を終わります。

 

快適な排便をゴールとします

整動鍼の施術では

力まなくても排便でき
残便感もなく
排便に伴う不快感を解消することをゴールとしています

鍼は下剤に比べて副作用がずっと少ない施術法です。
下剤から卒業できる方もいらっしゃいますので、ぜひお試しください。

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