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動かせることでめまいは良くなる

一般的なめまいの種類と原因

めまいの種類や原因って皆さんご存知でしょうか。
一般的なめまいの種類は回転性か、非回転性。
原因は耳や脳のなかにあるものと、それ以外に分けられます。

耳の病気による代表的な症状は、良性発作性頭位めまい症やメニエール病、突発性難聴など。
めまいで病院に行ったときに診断された方もおられるはずです。

 

まためまいが起こり病院に行くと、ほとんどの確率でCTもしくはMRIを撮ります。
これは脳血管障害や脳腫瘍の可能性を無視できないからであり、大切なことです。
ですが脳が原因のめまい症状であることは、ほとんどありません。当然無いことを願うばかりです。

 

認識しておきたいのは1%未満の危険な可能性に備えて、毎回画像診断があるということ。
ここは押さえておきたいところです。

 

他には起立性低血圧や高血圧などの血圧の異常や貧血、自律神経失調症、更年期障害などが挙げられます。

整動鍼理論から考えるめまいの種類と原因

では整動鍼を採用する鍼灸師はめまいの種類や原因をどのように考えているのでしょうか。

 

めまいの種類は大きく分けて4種類。

【回転性めまい】

・自分自身がグルグル回るように感じる回転性

【非回転性】

・身体がグラグラ揺れる動揺性

・フワフワするような浮遊性

・立ちくらみに代表される起立性

原因は一般的に病名として挙げられる症状と同様で、脳が原因の症状を除いて、施術はすぐに開始できます。

鍼灸師はココを診る

耳の病気、血圧の異常や貧血、自律神経失調症、更年期障害などのめまい症状に対して鍼灸師が観察する視点は

 

「動きの観察」と「首の緊張」です。

 

めまい症状が起こる患者さんは、少なからず身体の緊張が抜けなくなった状態です。

具体的には子育てや仕事、家事などの日常に日々追われている方、「〜しなければならない」マスト思考が強い方、「〜しなさい」と教育を受け続けている学生さん、姿勢を気にし過ぎている方などが挙げられます。

身動きがどんどん取れなくなっていきそうなことが、容易に想像できませんか。
動きが制限されていくと、全ての動作所作が小手先のこじんまりとした動きに変換されていき、ますます身体を動かすのが辛くなります。
そんなとき身体の緊張が強くなりやすい部位がうなじなんです。

 

ここがめまいの下地となる原因だと考えます。
薬を飲むだけではなかなか解決に繋がりにくいワケが、ここにあります。

動きの選択肢を増やすことで、めまいは改善していく

整動鍼を採用する鍼灸師は、身体が伸びやかに動かせる施術を得意とします。
さらにめまいの種類に応じて、うなじの緊張する部位が明確に把握できることも大きな強みです。

 

患者さんの動きの選択肢を増やし、首の緊張を手足・お尻などの根本的な原因からアプローチできる理論と方法が整動鍼にはあります。

動きの制限を外して「〜しても良いんだ」と思えることで、患者さん自身の人生の可能性を拡げるきっかけを得てもらうことが、めまいに対する施術だと考えます。

 

参照:メディカルノート

提供:紅露養生院

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