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寝違えについて

■朝起きたら首が痛くて動かせない
■運転中、首が痛くて動かせない、振り向けない
■首が痛くて仕事に集中出来ない
■寝違えを繰り返す

 寝違えのために、お仕事に影響が及んだり日常生活に支障が出てしまうのは大変辛いことです。

このコラムでは、鍼灸院でもよく相談を受ける、「寝違え」についてまとめました。


~「寝違え」って何?~
 
「寝違え」はぎっくり腰が首に起きたもの。といえば分かりやすいでしょうか?

成人の頭の重さは約5Kgと言われています。
もので例えるのであれば、ボーリングの玉くらいです。

それを聞いただけで、激しい運動などしなくても、頭を支える体、特に首にとって日々の生活が如何に負担であるかがわかります。

実は家事も、スマホ操作も、通勤電車内での居眠りもすべて首にとっては重労働です。

寝違えの多くは、首の動きに関わる筋肉が疲労し、その無理が利かなくなった時におこります。

筋肉に力を入れたタイミングで痛みを生じるので、生活の中で余儀なくされる何気ない、動作で痛みを感じることになります。

 

~寝違えになったら?~

①あなたが自分でできること

・無理に動かさない

最も有効な応急処置は、「無理に動かさないこと」です。痛みの強い時に誤った知識によるストレッチは逆効果です。

・患部が熱をもっていれば、冷やしましょう。

冷やすべきか、温めるべきかの判断はなかなか、難しいところです。一般的にぎっくり腰の対処方法と同様、炎症が強く起きる24時間以内は冷やしたほうがよいと言われていますが、これは一つの目安で万人に当てはまる対処法はありません。

実際冷やしてみて気持ちいいのであれば、それが正解です。ただ、この時大切なことは、アイシングは長くてもせいぜい10分以内。熱や痛みに変化が無ければ、10分のアイシングのあとに、5分インターバルをおいてから再び行ってください。

・患部が冷えていれば、積極的に温めるとよいでしょう。

首に限らず、筋・筋膜性の症状の場合、発症24時間以降は患部の血行を促し回復を促すために温めたほうがよいと言われています。患部が冷えているか分からなければ、これも実際暖めてみて気持ちいいのか楽になるか試してみるのが一番です。この時、大切なのは、汗をかくほど温めないこと。汗をかくということは、体が、体温を一定に保つために、冷やす方向に働いているということです。

②すこしでも動けるのであれば。

是非、鍼灸を受けに鍼灸院をたずねてください。

手に痺れなど神経症状がでていないのであれば、鍼灸治療を受けることにより、その場で、症状が大幅に軽減することも期待できます。

「ロキソニン」をはじめとした、鎮痛薬と大きく異なるのは、薬は脳が痛みを感じないように作用するのに対し、鍼灸は、本来の正しい動きを取り戻す事で、根本的な改善に繋がるという点です。

問題となる、首の動きに関わる関節や筋肉の余分な緊張を取り除き、患部にかかる負荷を減らすことで早期回復、再発予防を目指します。

~寝違えで鍼灸院をお探しのかたへ~

日常生活が送れるほどの軽い寝違えであっても、放置したり、繰り返すことにより、症状が悪化し痺れなどの神経症状を伴う様になることがあります。

寝違えでお悩みの方は、「たかが寝違え」と考えずに、是非、一度お近くの鍼灸院に相談してみてください。

今ご覧になっている「ツボネット」は実際の症例がしっかりと整理されているので、きっと「あなたに合った鍼灸院さがし」の助けになってくれます。

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