サッカー少年のアキレス腱付着部炎
症状
2週間前からサッカーをすると練習の終わり間際に、左かかと付近が痛くなっていた。
整形で診てもらうと「アキレス腱付着部炎」といわれ湿布が出た。
運動出来なくもないので、練習や試合に参加していると痛みが強くなってきて、学校の帰り道に歩いているだけでもズキズキするようになってしまった。
5日後にサッカーの合宿があるために早く良くしたくて来院。
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来院者
男性
10 代
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期間
2019年7月 ~ 2019年7月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
痛む場所を確認すると、踵の上部に痛みが出ており、つま先立ちになると痛みが増悪する状態であった。
関係する下腿の筋肉に触れると、パンパンに硬くなっておりこの影響で付着部に痛みがでていると考えた。
ここの緊張を緩める為に背中のツボに鍼をした、緊張が緩んだのを確認してもう一度つま先立ちしてもらうと先ほどより痛みが軽減している。
さらに改善を促すために手のツボに鍼をすると、痛みは軽減した。
この日の施術はこれで終了して、2日後に再度施術。
運動していないので、分からないが歩いて出る痛みは無いとの事。
同様の施術を計3回繰り返し、合宿で痛みが出たら決して無理しないように伝えて合宿に参加。
合宿から帰った翌々日に再度施術をして終了とした。
使用したツボ
まとめ
5日後にサッカー合宿が迫っている状態での施術であったが、本人がきちんと運動を休んでくれて、合宿中も痛みはなく練習出来たと報告をくれた。
大きな怪我に繋がる前にきちんと改善することが重要だと考えている。