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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

顎の痛みは伴わない、顎関節雑音

   

顎の痛みは伴わない、顎関節雑音

症状

鍼灸の症例「顎の痛みは伴わない、顎関節雑音」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

1年前、左顎から「ガクガク」鳴るようになった。歯科でレントゲン検査をして「顎関節症」と言われる。同時期、受験勉強のストレスからか「歯ぎしり」を母親から指摘されており、歯科でマウスピースを作って歯ぎしりは改善されたように思うが、左顎の音は取れないまま。それから4ヶ月後に右顎も同じように「ガクガク」鳴り始めた。痛みはなく、日常生活(食事等)には問題はないが、スムーズに口を開けられないのと、音が鳴るのが気になり、「ガクガク」鳴らすのが癖になってしまっている。当院に来院中の、母親に紹介され来院。

  • 来院者

    男性

    10 代

  • 期間

    2019年6月 ~ 2019年8月

  • 頻度

    月3回程度

  • 通院回数

    3回

施術と経過

顎関節雑音は、周りに人に聴こえる程の音が確認できた。左顎から鳴り始めていることと、顎関節症にみられる特有の凝りが、左肩甲骨内角に確認できたことから左側のみの施術に絞ることにした。
左顎の緊張を取るため、手のツボを使ったところ音が小さくなった。(患者体感 10→4)
続けて背中のツボを使ったところ更に音が小さくなり、気にならなくなる。(患者体感 4→2)
2回目、前回同様の施術に加えて腰のツボと背中のツボを追加したところ、その場で顎の音が消失した。
3回目、2〜3週間は全く音が気にならなかったが、左右の顎から少し音が鳴るようになり来院。背中のツボで調整を加える。
1ヶ月後、顎関節雑音は解消されていると報告を受けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

受験勉強中に、歯ぎしりや机に肘をつく姿勢をしていたことが、顎周辺の緊張を引き起こしていた。顎周辺の緊張を解く目的で鍼をすることで顎関節雑音も改善された。

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