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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

聴力回復後に残った耳鳴りと耳詰まり

   

聴力回復後に残った耳鳴りと耳詰まり

症状

鍼灸の症例「聴力回復後に残った耳鳴りと耳詰まり」(JR品川駅/東京都品川区)

来院の1ヶ月前に低音障害型感音難聴を発症。病院で薬を処方され聴力は回復したが、耳鳴りと詰まり感が残っている。
一番気になっているのは、静かな場所での耳鳴り。 「キーン」という高音と「ボー」という低音の耳鳴りが両方ともある。
低音障害型難聴は再発しやすいと知り、耳鳴り、詰まり感も減らしておきたいとのことで来院。
顎関節症や慢性的な肩こりも気になっている。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2019年9月 ~ 2019年11月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    6回

施術と経過

1診目 慢性的な肩こりで、肩上部から側頸部の緊張が顕著であった。耳と関連が深い側頸部の緊張を取るために手のツボに鍼をした。耳の詰まり感が減少した。
2診目 2日間は調子が良かった。仕事で腰や肩の疲れがたまると、耳鳴り、詰まり感が強くなる。臀部の緊張が首肩に影響を及ぼしていると考え、臀部のツボへの鍼を加えた。
3診目 顎の下の重さがあり、耳鳴りが大きく感じる。顎の緊張を取るために手のツボに鍼をした。
4、5診目 耳鳴りが気になる日とそうでない日がある。肩こりは楽なことが多い。
6診目 耳鳴り、詰まり感ともにほとんど気にならない状態になったとのこと。状態を安定させるための施術を行い、終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

耳の詰まり感や耳鳴りは、首肩のコリが影響し起こる場合が多い。加えて、顎関節症があることも耳に影響している可能性を考えた。首肩の筋肉が過緊張を起こせば耳周辺の血流が悪化し、耳に悪影響を及ぼす。このような考えから、首肩こりの緩和を主眼として施術を行った。

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