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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

半年前から顎関節雑音が悪化して、顎がゴリゴリと鳴る

   

半年前から顎関節雑音が悪化して、顎がゴリゴリと鳴る

症状

鍼灸の症例「半年前から顎関節雑音が悪化して、顎がゴリゴリと鳴る」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

10代の頃から「ガキガキ」鳴っていた両顎が、半年前から鳴るスパンが短くなり、以前にも増して音が「ゴリゴリ」鳴るようになった。それに顎と肩甲骨辺りに強いだるさを感じるようになった。今までに歯科や整体にも通ったことがあるが改善に至らなかった。ネットで「顎関節症」を調べているうちに当院を見つけて来院された。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2019年12月 ~ 2020年1月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    4回

施術と経過

歯科で「食いしばり」を指摘され、来院者本人も自覚があると言う。食いしばりと関係の深いコリを探ったところ、右肩にそのコリが見つかる。「肩甲骨辺りがだるい」という位置とも一致しており、臀部のツボを使って緩めるように調整を行った。また背部を細かく触っていくと、軽く押しても圧痛がでるポイントが見つかり、調整するために手と背部に1ヶ所ずつ鍼をした。 2回目、初回施術後から2日間、食いしばることがなかったと言う。3日目ぐらいから感覚的に噛み締めてるなと感じた。朝の顎関節雑音が強い。 3回目、顎と肩甲骨辺りのだるさが、かなり減った。顎関節雑音も7〜8割は消失している。 4回目の施術後時点で、完全に音も鳴らなくなり、顎と肩甲骨辺りのだるさも気にならなくなった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

仕事でのデスクワーク・重い物を持つ・手を使う細かい作業が背部のコリをつくり出していた。背部と顎関節は連動している関係にあることから、顎関節周辺の緊張も強くなったことで症状を悪化させていたと考えられる。手や臀部から背部のコリを緩めることで顎関節の症状も改善された。

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