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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

試験勉強中に起こった顎関節痛

   

試験勉強中に起こった顎関節痛

症状

鍼灸の症例「試験勉強中に起こった顎関節痛」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

4日前、朝起きると左の顎に違和感があり、夕方になるにつれて痛くなった。さするだけでも痛みが強く出るため、痛み止め(ロキソニン)を飲んで緩和させていた。コメカミから側頭部が「ジンジン」と痛くて、口が開けづらい状態になっている。翌月に控えている資格試験の勉強に支障が出るため、来院された。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2020年1月 ~ 2020年2月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

身体に触れて確かめたところ、顎関節周辺の緊張と圧痛を確認できた。手首のツボを使ったところ圧痛が消え、口がスムーズに開けられるようになった。次に、臀部のツボを使うことで、更に口を大きく開くようになる。顎の筋緊張が残っていたので、手のツボを追加すると痛みも和らいだ。
施術後の翌日は2〜3割の痛みが残っていたが、更にその翌日には痛みがほぼ気にならないまでに改善されたと、2回目の来院時に報告を受けた。
その後も、資格試験まで痛みが再発しないように週一回のペースで施術を行った。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

話を聴くと、資格試験前で「ストレスが溜まって年末から調子を崩していた」と話してくれた。顎の症状が出る前も、朝から晩まで座って勉強を追い込んでいたことから、今回の原因は長時間座っている姿勢が顎に影響していると考えた。顎関節の動き関係のある、背部と臀部の緊張を解くことで、症状は改善された。

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