バービー運動で手首を痛め,手首を反らすとズキンと痛む。
症状
新型コロナウィルスの自粛期間中にYouTubeにて筋トレをし始めた。
バービー運動をした際に右手首をズキンと痛めた。
そこから手首が絡むトレーニングができなくなった。
自粛期間中にやれることのひとつとしてかかげていたトレーニングができなくなり残念そうにされていたが鍼灸がよいと聞いてご来院された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年5月 ~ 2020年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
痛んでいる場所を確認すると嗅ぎタバコ入れと呼ばれる部分。
分かりやすく言うとですね親指をそらした時に手首に二本の腱が浮かび上がる。
その二本中親指側がピンポイントで痛んでいた。
特に手首を反らせた時に痛みがあった。
手首の痛みとてその手首のみの問題であることよりも広い範囲で考えたい。
まず鎖骨付近のツボに鍼をした。
手首全体が柔らかくなった。
次にピンポイントで痛む部分にアプローチをするために首の付け根のツボ。
前腕を緩めるために肩甲骨外側のツボに鍼をした。
手首の痛みは無くなり、自粛中の筋トレもできるようになり大変喜ばれていた。
使用したツボ
まとめ
トレーニング中に起こる手首の痛み。
非常に多い案件であると思う。
病院に行けばおそらく腱鞘炎と診断されていたと思う。
そしてそれはなかなか改善がみられないものとして分類されがちだ。
果たしてそうなのであろうか?
結論から言うとそれは手首しか見ていないから長引く。
なぜならミクロな視点も悪くはないがこの場合その部分にだけ問題があると言うわけではないから長引いてしまう。
ではどうすればいいのか?
どこが痛み、どこに問題があるのかをツボを一つ選ぶにしても深掘りして考えていく必要がある。