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症例の鍼灸院:しらお鍼灸院

朝顔が洗う事ができない腰痛

   

朝顔が洗う事ができない腰痛

症状

鍼灸の症例「朝顔が洗う事ができない腰痛」(岡山市南区)

配送の仕事をしていて慢性的に腰が痛い。特に朝起きた時が痛くて顔洗う中腰の様な体勢ができない。あと長時間座っていると苦痛でじっとすることが出来ない。仕事柄このまま腰痛を抱えていては不安になり、連絡を頂いた。

  • 来院者

    男性

    39 歳

  • 期間

    2020年4月 ~ 2020年5月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

初回
まず腰の動きを確認すると前に屈むのと後ろに反る事が痛くてできない。右側に身体を倒す、右に回す動作でも強い痛みがでる。股関節の動きも確認すると内側に倒すと腰に響いてしまう。
お尻の緊張が仙腸関節の動きを悪くしているのではないかと考え、股関節の調整する目的でスネのツボに鍼をした。股関節の内側に倒すと出ていた痛みはなくなった。
次いで中腰になれない事に注目し、手のツボをした。
腰の動きを確認してもらうと痛みはあるものの動きやすくなった。

2回目 5日後
全体的な腰の調子は良いが朝は痛い。前回は右側に強く痛みが出ていたが、今は左側が気になる。よくよく話を聞くと前は左側の方が痛かった。
股関節の動きではもう痛みはなくなっているが、まだ腰を前後に動かす事が痛みを伴う。
スネ、手、肩甲骨のツボに鍼をして腰の痛みは軽くなった。

3回目 1週間後
3日間は朝も調子が良く過ごす事ができた。その後の調子に乗って動き過ぎてまた痛みが出るようになった。前回と同様に施術をした。

4回目 1週間後
その後の調子も良くなり朝に顔を洗う時も腰を気にせずできるようになった。疲れてくると腰の重さを感じる事はあるが休めば楽になる程度になった。

まとめ

今回の様な慢性的な腰痛には仙腸関節周りの調整が大切ではないかと考えている。
腰にだけとらわれるのではなく、胸椎の動き、股関節の動きにアプローチする施術を行うのが改善の近道ではないかと考える。

担当スタッフ

片岡 興輔

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