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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

肩で受話器を挟むと、耳の後ろ~頚が痛む

   

肩で受話器を挟むと、耳の後ろ~頚が痛む

症状

鍼灸の症例「肩で受話器を挟むと、耳の後ろ~頚が痛む」(JR品川駅/東京都品川区)

仕事はクリニックの受付業務。4ヶ月前から電話で話をする際、左耳の後ろから左頚スジにかけてピリピリした痛みが走るようになった。
ロキソニンを飲んでも効かず、夕方になると毎日ピリピリ痛むので仕事に支障が出て苦しんでいる。
何か改善する方法はないかと探していたところ、当院のHPを見つけ来院された。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

    2017年5月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    2回

施術と経過

問診にて、受付業務で電話応対が多いことがわかった。受話器を左耳と左肩で挟みながら右手でメモを取ることが多いとのこと。長い時だと1回で15分ほどかかる。
さらに半年前に転倒し、左股関節を痛めていたことが分かった。痛みが一ヶ月程続き、治まってきた頃に頚のピリピリが始まった。
そのことがあったため「転倒したことが発端となって体のバランスが崩れているのが原因かもしれない」と本人は考えていた。
電話中の姿勢から、肩と頚スジに疲労の蓄積があると考えた。また、股関節との関連も視野に入れて、股関節・頚・肩がゆるむツボに鍼をしたところ、頚スジの痛みが軽減した。
翌日仕事の際、受話器を挟んで会話をしたが、ピリピリした痛みは出なかった。
同様の施術を2回行い、終了となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

後頭神経痛は後頭部だけに原因があるとは限らない。左耳と左肩で受話器を挟み込む特有の姿勢だけでなく、股関節を痛めていたことをヒントに原因を発見できたことが早期改善につながった。

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